先週、サツマイモの収穫が終わったばかりの畑で、
今年3つめの食育体験教室がスタートしましたよ!
それは・・・
『食育体験教室~麦を育ててうどんを打とう!』 です。
麦を自分たちで育てたら、小麦粉にしてうどんを打って食べるぞ~!という
イベントです。
うどんとして食べられるのは、来年の7月!
ゴール(最終回)までが長いですが、参加者のみなさん、がんばりましょうっ!!
今日は第一回目、麦の種まきをしました。
まき方は「てんぱ」という方法。天然パーマの略ではありませんよ。漢字では点播。
手で 種をひとつまみずつ等間隔にまいていく方法です。
なぁんだ、簡単、と思ったあなた・・・種まき失格~。
ひとつまみで播くのは、種20~30粒に!というルール。
適度な量にしないと、その後の生育に影響してしまいます。
試しに、ひとつまみ30粒と意識して、各自で種をひとつまみしたら
みんなが40粒以上。中には90粒以上だった人も。
これでは多すぎます。麦の種30粒というと、思ったより少量なんですね。
ひとつまみ30粒!の指先感覚を特訓(?)して覚え込んだら、
いよいよ麦播きのスタートです!
作業は2人1組で行いました。
サク切りした列にそって一人が種を播きながら進むと、二人目の人が後ろから
堆肥を置いていきます。
堆肥は種が根を張った時に直に当たらないよう、種と種の間に少し深く置きます。
なが~い一列をまき終わると、このように(↓の写真)種・堆肥・種・堆肥、
となります。
休憩も入れておよそ1時間、すべての列に種と堆肥をまき終わりました!フ~。
さぁ、仕上げにかかりましょう! 土をかぶせます。それも足で!
足の裏で列の両側の土をかぶせ、しっかり踏みつけて平らにしていきます。
ふみふみ、ふみふみ、
どんどん、ふみふみ・・・
まだまだ、ふみふみ・・ ふみふみ・・・・
ひたすら、ふみふみ・・・
こうやって、ぜ~んぶ踏み終わってみると、あれ?
もうどこに種をまいたか分からないくらいです。
「ただの空き地みたいだね。」 (U君の一言より)
でも、うまくいけば10日くらいしたら発芽しますよ。
次回は12月です。それまでには緑の葉っぱが、ぽっぽと生えて並んでいるでしょうか。
楽しみですね!
(きん)