春の陽気が多くなり、日中はとても過ごしやすい季節になりました。
そんな中今日は、30周年を記念した2回目のイベント「カエルの卵塊一斉調査」を行いました。
40人近い方にご参加いただきました。
今回調査するのは、ニホンアカガエルとヤマアカガエルの卵塊。
緑森の里山環境に生息する代表的なカエルになります。
アカガエルは、他のカエルと比べると産卵時期が早く、2月下旬から3月上旬にかけて主に田んぼの浅い岸部などに産卵するカエルです。
まず最初に、アカガエルについての説明から卵塊の見分け方、調査のレクチャーを聞き、3つのグループに分かれて3ヶ所の湿地(大谷戸湿地・西久保湿地・八幡湿地)へ出発です。

移動中は暖かったこともあり、冬眠していたチョウの姿もチラホラ見かけ、気づけば調査場所に到着しました。
早速調査開始です!
大谷戸湿地では、スタッフが胴長を着て水鳥の池の中に入り、ヨシ原側もカエルの卵塊を探しました。
移動距離の少ないこのチームは、カエルの卵塊をスタッフが持ちあげ、ニホンアカガエルかヤマアカガエルか見分けを行いました。
少しだけ参加者に触ってもらうと、「ぷるぷるだー」や「意外としっかりしている」などの声も上がりました。
西久保湿地ではため池に8個ほどの卵塊があり、かなり近くにあってみなさん興味津々でした。
八幡湿地もかなり広い湿地ですが、みなさん一生懸命に卵塊を探して田んぼや池の周りを見ました。

















(どこにあるかな?)

そんな調査もあっという間に終わり、案内所の方に戻り、それぞれの湿地で見られた卵塊の数を確認しました。
大谷戸湿地湿地では9個。西久保湿地では18個。八幡湿地では7個の卵塊が見られました。
数にばらつきはありますが、それでも1つもないという状況が無くとても有意義な調査になりました。
最後に、調査を頑張ったみなさんに感謝状を配布して今日のイベントは終了となりました。
みなさま、お疲れ様でした!




今回調査した2種類のアカガエルは、同じ場所に生息しているのは県内で見ても珍しいです。
ニホンアカガエルは、人が手を入れて環境が変化し続ける場所(日が当たったり・草が生えたりする場所)を好み、
反対に、ヤマアカガエルは、人が手を入れていない冷たく涼しい場所を好みます。
この2つの環境があるからこそ2種類のアカガエルが生息できています。
そんなみどり森の環境を今後も残し続けていきたいですね。
これから雨が降ると、3月の上旬にかけてアカガエルの卵塊が増えていきます。
もしアカガエルの卵塊を探すときは、アカガエルの生息環境も意識しながら探してみてください。
※見つけてもあまり手にのせず、そっと見守っててください
インタープリター みやたん