さいたま緑の森博物館(通称:みどり森)は狭山丘陵に残る武蔵野の里山環境を展示としたフィールドミュージアムです。1960~80年代に開発等から狭山丘陵を保全し、緑や生き物とのふれあいの場を取り残そうという声が高まり「さいたま緑の森博物館」が開設されました。

他の博物館と大きく異なる点として、大きな建物や展示室はなく屋外の里山の自然そのものが展示物となっています。

案内所で地図をもらってから散策に出かけよう!!

古くから武蔵野と呼ばれるこの地域は、江戸時代中期から人々によりクヌギやコナラが植えられ、雑木林が作られました。雑木林や畑、田んぼなどの多様な里山環境が維持され、そこには多くの動植物が生息しています。

(※詳しくは里山Q&Aをご覧ください。)

ぜひみどり森の散策路を歩きながら、里山の四季折々の草花や野鳥、昆虫などを観察してお楽しみください。 また、案内所にはインタープリター(解説員)が常駐しています。見つけた生きものや植物のことで分からないことがあったら、調べるお手伝いをさせて頂きますので是非お立ち寄りください。