食育田んぼ最終回*今日は収穫祭!!

5月から始まった『食育体験教室・田んぼでお米をつくろう!』が、今日で最終回を迎えました。
およそ半年にわたる田んぼでのお米作りの集大成として、自分たちが育てたお米を食べる日です。
どんな味のごはんになるのか、楽しみだなぁ。


ごはんはお昼のお楽しみで、午前中はみんなで脱穀(だっこく)作業に挑戦!
機械も足踏み式や動力式で体験してみました。

足踏み式で勢いよく車を回転させて脱穀してます!


室内では、脱穀でとれたお米を選別・籾取りする作業も。
ふるいでふるった後、ガラスのビンに入れて棒でサクサクついていくと
ビンの中のお米から籾殻(もみがら)がとれて、だんだん白くなっていく様子が見えましたね!
細かい籾殻やぬかは、お盆に広げて息で吹き飛ばしたりもしてみましたよ。 

そうこうするうちに、ご飯の時間で~す!
ごはんおいしく炊けたかな?

おいしそう!!!
今回はキヌヒカリとコシヒカリ両方とも炊いて、味比べができました。
みんなで作ったお米のお味はいかが? 

おいしいぞ~~~~っ!

そうそう、ごはんには田んぼで捕まえたイナゴの佃煮も登場!
マイマイの自慢の一品です。なかなかの人気でした。

午後は、マイいね(田んぼで一株だけ自分のイネとして観察記録をつけていたもの)に
どれほどお米が実ったのか数えてみました。みなさん、なかなか真剣です。
結果、1500粒から2000粒でした。多い人は4000粒も実った株があったそうです。
田植えのとき3本だった株からたくさんのお米が実るのですね。

それから、室内にもどって、この半年の田んぼの様子を振り返りました。
泥んこになって作業したこと、暑くて大変だったこと、 発見した生き物のことなど
たくさんの記憶がよみがえりましたね。


みなさんの苦労だけでなく、楽しい思い出も一緒になって、今日のお米が出来ました。
最後にずっしり重みのあるお米が手渡され、 このイベントが終了しました。
参加された皆さまの充実した感想をお聞きして、スタッフも胸が熱くなっております。
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

(さかもと)