先週に引き続き今週も里山体験教室「落ち葉かきとごほうびの焼き芋つくり」のイベントを行いました。
この地域で暮らしてきた先人たちが、培ってきた落ち葉堆肥を用いた耕作方法の一部を体験するイベントです。
武蔵野の雑木林を体験するメインと言っていも過言ではない作業体験のイベントであり、とても楽しい冬の作業です。
イベントを始めようと思ったらまさかの雨が…
部屋の中で里山や今日の体験の話をして始めました。



話が終わると雨が上がったので、カゴと熊手を持って山に向かいます。
落ち葉を集めるエリアに付いたら、先ずは良い堆肥を作るために枝拾いから始めます。


これから集める落ち葉は何という木の葉か、クイズを行いました。
クヌギとコナラの落ち葉は古くから厚く大きな葉で堆肥を作るのに好まれました。



クイズの後は早速熊手を持って作業を開始します。
みんな横一列になって息を合わせてかいていきます。



かき集めていくとだんだん山になってきます。
落ち葉をかくと地面が見えてきます。
ある程度集まったら落ち葉を集めて籠に詰めます。



集めた落ち葉を山から下して、堆肥を作る箱に移します。
楽しくあそべるほど箱の中に落ち葉がたくさん入りました。
落ち葉の隣には昨年集めた葉だった堆肥が、そして中にカブトムシの幼虫が入っていました。
人の暮らしを利用する生きもの営みを垣間見ることができました。



最後は落ち葉かきの間焼いてもらっていた、焼き芋を食べて終わりました。



皆さんのおかげで再来年のお米つくりで使う落ち葉がたくさん集まりました。
昔ながらの里山の営みの一部を体験できた一日でした。
マイマイ