秋の小道は実りがいっぱい

日に日に秋が深まっていますね。

今日は大谷戸湿地を一回りしてみました。北風が吹いてちょっぴり肌寒いですが、
青空が澄んで気持ちのいいお天気です。

湿地への小道を入っていくと・・

さっそくノハラアザミの鮮やかな紫色がお出迎え。
でももう綿毛の種もたくさんついています。

こちらはツリフネソウの実。いまにも弾けんばかりに膨らんでいます、っと

(プルンッ)弾けてしまった!


他にも、クサギやセンニンソウの実など、あちこちに木や草の実が見つかります。
この時期になると、咲いている花はぐっと少なくなりますが、
林の中では、コウヤボウキがそっと咲いていました。

オギの穂も揺れる葦原の中からは、スズメたちのチュンチュン鳴く声がにぎやか。
冬鳥のカシラダカやアオジも来ているようですよ。

湿地を一回りして展望広場を降りてくると、今度はヤマガラがお出迎え。
エゴノキの樹上で「二ィニィニィ!」と何か訴えるように強く鳴いているので、
エゴノキから離れて様子をうかがうと、地面に舞い降りました。

ヤマガラはエゴノキの実が好物ですが、枝についてる実はすっかり無くなったので、
地面に落ちているタネを探しに来ていたのですね。
(邪魔してゴメン。)

カラリとしたお天気が続きそうです。
ぜひ、みどり森で秋の散策を楽しんでみてください。

(さかもと)