食育田んぼ6回目:稲刈りだ~!

6月の田植えから4か月、とうとう稲刈りの日を迎えました。
実りはまぁまぁのようです。こうべを垂れた稲は黄金色。

でも、今日の田んぼは昨日の雨のあとで、朝はたくさんの水滴でぐっしょりしていました。
これでは稲刈りも泥んこになりそうな予感・・・。でも稲刈り、がんばるぞ~!

スタッフのマイマイから鎌の使い方や注意点を聞いてから、みんなで田んぼに入りました。

お父さん、お母さんに見守られながら、まずはお子さんが鎌で稲を刈っていたようですね。
刈ったら後ろのお母さんやお父さんに手渡し。束がたまったら、畔(あぜ)まで運ぶ。この繰り返しです。

畦では、あらかじめ水に浸して湿らせた藁(わら)で、稲の束をゆわえていきます。
これがちょっと難しいのです。
稲の束二つを根本の辺りでクロスさせるように置いて、そこを藁でねじるように締め付けていき、
うまくとめる、ちょっと説明も難しい・・・。
何事もチャレンジ!みなさん、何度もやるうちにコツがつかめたでしょうか?

結わえたものは、はざに掛けます。

午前中で、なんとか半分の田んぼ、コシヒカリを育てた方の稲刈りが終わりました!
(それにしても、水のたまった田んぼですね。)

はじめは曇り空だったのが、陽射しがでて気温も上がり、作業で体を動かすと暑かったですね。
ゆっくり昼休みをとったあと、残り半分のキヌヒカリの田んぼの刈りとりにとりかかりました。

大変かな?と思った稲刈り。午後はものずごくスピーディ!あっという間に(45分くらい)刈り終ってしまい、びっくりです。
作業がはかどったのは、刈る人、運ぶ人、結わえる人、はざ掛けする人、という分業が自然にできて、
とても効率できたからでしょうね。

そのあと、みんなで田んぼのかかしをはざに移動させ、はざ掛けされた稲穂を守ってもらうようにしました。
まだまだスズメが狙っています。

それから、イナゴの佃煮を食べるためのイナゴとり。
「イナゴじゃないやつは入れないでね!」と念をおして、みんなに捕まえてもらいました。
おかげでたくさんつかまりましたよ。

「見つかりませんように・・・(イナゴ)」

恒例となった生き物さがしと観察では、何と、ヒキガエルが !
カマキリやクモもみつかり、 イナゴなどを食べに来ている虫も多かったですね。
アキアカネなど赤とんぼもたくさん飛んでいましたよ。

みなさま大変お疲れ様でした。
次回いよいよこのイネをごはんとして食べることが出来ます。
どうぞお楽しみに!!

 

(さかもと)