地面に落ちている生き物は?

ここ数日の大雨が落ち着き、涼しい一日になりました。
そんな中、今日はボランティアさんと一緒に八幡湿地を周りました。

初めにチョウやガなどの昆虫に会いました。
ジャコウアゲハの他にもアオスジアゲハ、ナミアゲハなどのチョウを観察出来ました。
モンクロシャチホコも葉に止まっていましたが、昼間だったので中々動くことはなかったです。

この時期になってくると花が終わり実をつけ始める植物が沢山います。

比良の丘では、トンボも多く飛翔しており、コシアキトンボやオニヤンマなどもいました。
トンボの中には、人差し指を出すとたまに止まってくれるトンボもいます。
そこで、ボランティアさんは全員で人差し指を出し、「トンボさん止まれ~」と楽しくトンボを観察していました。

湿地には両生類や爬虫類も沢山いました。
ヒガシニホントカゲは尾が青く、とても素早いので近くで写真を撮るのも一苦労です(尾が青いのがちょっと見えずらいですね)。
ニホンアカガエルは、ヤマアカガエルとよく似ているカエルです。
ですが、背中にある二本の線が真っ直ぐなのがニホンアカガエルで、途中で曲がるのがヤマアカガエルなのでそこで見分けられることができます。

最後に散策をしているとボランティアさんが次々に昆虫の死骸を発見しました。
オオミズアオの死骸もアオバズクが体ごと綺麗に食べてしまうのですが少しだけ体が残っていました。

みなさんも地面を見て散策すると昆虫の死骸があるかもしれないので是非探してみてください!
インタープリター みやたん