今日は曇りの天気で、途中から雨が降ったことで涼しい一日になりました。
そんな中、今日はボランティアさんと一緒に大谷戸湿地を周りました。
ツクツクボウシも鳴き始め、まさに蝉しぐれでした。



早速、散策路でたくさんの植物に会うことができました!
ミズヒキの他にも、シンミズヒキやキンミズヒキなどを見つけました。


湿地の周りには、ヤマノイモとヘクソカズラの花がありました。
ヤマノイモは、これでも花を咲かせており一つ一つがとても可愛いらしいですね。
ヘクソカズラの花は、綺麗なのに「ヘクソ」という名前がついているのが個人的には悲しいです。
実は、ヘクソカズラの名前の由来は、葉っぱや茎を傷つけると悪臭を放すということで付けられました。
別名として「ヤイトバナ」と「サオトメバナ」ありますが、日本の種名としては「ヘクソカズラ」という名前になりました。






植物だけではなく、トンボやチョウ、ハゴロモなどの昆虫に会うことができました。
特に、トンボは種類や数も多く、ボランティアさんの指に止まるトンボもいました。
モンキアゲハが飛翔している時は、翅の下の白いところがよく目立ちますね。

最後にこのメジロを紹介します。
メジロは低木に止まり、木の実などを食べる姿をよく見る鳥です。
しかし、この子は木の実を食べておらず、「ピーピー」と鳴き続けていました。
その後、別のメジロが近くに降りてきて応えるように鳴いていました。
すると、鳴き続けていたメジロは別のメジロの場所に近寄り一緒に飛んでいきました。
もしかしたら、鳴き続けていたのは子どもの方で、お母さんを呼んでいたのかもしれませんね。
今日の散策はこれにて終了!
皆さんも、多種多様な生き物たちが見られる夏の散策を楽しんでみてください。
インタープリター みやたん