ふ~、毎日暑いですね~。みどり森も連日32~33度くらい(日陰)です。住宅街よりは涼しいので、昼間でもミンミンゼミやニイニイゼミの声がしていますよ(街中では暑すぎて日中セミも鳴かないですからね……)。
さて今日は案内所から比良の丘方面へ、チョウなどを探して一巡りしました。
結果、15種類くらい出会いましたが、やっぱり暑さのせいか、個体数は少な目でした。チョウも猛暑は苦手のようです。



出会えたチョウに、翅が欠けているものたちが多くなりました。
鳥に追われたり、クモの巣に引っかかったり、時にはカマキリにつかまりそうになったりするのでしょうね。やぶの中に逃げ込んで翅を痛めるものも多いのだとか。チョウの生きてきた時間を感じました。


炎天下でも元気だったのはヤマトシジミやモンキチョウ。反対に、藪の中でじっと休んでいたのはサトキマダラヒカゲ。
チョウを発見するときは、チラチラ飛んでいる姿から気づくことが多いですが、このサトキサマラヒカゲは、私たちが木陰でふ~暑~い!と休憩したときに気づきました。こちらも暑くてかなわん!と思っているのかも。
暑さには参りますが、みどり森の生き物たちの様子を見ながら歩いていると、ちょっと元気がもらえるかもしれませんよ。
熱中症対策をしつつ、(虫よけも!)無理のない範囲で散策を楽しんでみてはいかがでしょう。
(さかもと)