夏風吹く八幡湿地

ここ数日の大雨が止み、少し強い風が吹く一日になりました。
また、すぐ近くでニイニイゼミがひっきりなしに鳴いていました。
そんな中、今日は八幡湿地を周りましたよ!

早速、色んな昆虫達を見つけることができました!
今、オオシオカラトンボは八幡湿地以外でも案内所や西久保湿地にも多く見られるトンボです。
キタテハも地面で休息を取りながら、美しい模様をこちらに見せてくれました!

蝶やトンボだけではなく、カメムシやコウチュウ、バッタの仲間もいました。
エサキモンキツノカメムシは、翅側がハートの模様をつけるのが特徴的で、とても可愛らしいです。
シロコブゾウムシは別種のヒメシロコブゾウムシに似ていますが、大きなコブがあるのが特徴的です。
写真でも大きなコブが写っているのでどこにあるか探してみてください。

八幡湿地で見られるのは昆虫だけではありません。
周辺ではオトギリソウが開花し始め、エゴノキの実も見ることができます。

八幡神社の近くでは何やら種のようなものがありました。
何かと思ったらこれは、ヒガンバナの球根でした。
ここ数日の大雨で土が流され、このように球根が剝き出しになってしまったようです。

色んな動植物を見ましたが、雨のあとのせいか、きのこもいくつか見られました。
ただ、中には危ないキノコもあります。それはカエンタケというキノコです。
ここ最近、林の中に出始めているキノコで、触るとかぶれると言われています。
もし万が一見つけても、絶対に触らないでください。

今日の散策はこれで終わり!
中には危険な生き物もいますが、注意して安全に散策をお楽しみくださいね♪

インタープリター みやたん