11月14日は「埼玉県民の日」です。
みどり森では今年も、「森のかくれ家をつくろう!」というイベントを実施しました。
今年は「みどり森に暮らす生き物から隠れてみよう」というテーマで、
森の管理作業で出た幹や枝を使ってかくれ家つくりに挑戦しました。
まずは生き物の「目線」や「気配」を感じてみようということで、
じっと静かに座って周りの音に耳を澄ませたり、
実物大のタヌキのパネルでタヌキの目線を体験したりしました。
耳を澄ませてみると、たくさんの鳥の声が聞こえてきました。
「タヌキの目線は意外と低いんだね」という感想が多かったです。
作戦会議ののち、2班に分かれてかくれ家つくりを開始!
「屋根はどうする?」「壁は頑丈にしないとね」など、
みんなで意見を出し合いながら、着々とかくれ家が出来上がっていきました。
幹を紐で縛ったり、枝を組んだりする作業もお子さんたちが行いました。
ごろうちゃんチームは、生きものたちに目立たないような小さめのかくれ家で、
入口が2か所に設けられていました。
ひーちゃんチームは対照的に、大人がも入れる大きめのかくれ家でしたが、
小窓や抜け道、小動物をよぶための餌置き場などの細かい工夫がありました。
実際に、かくれ家の外からタヌキの目線で見てみると、
中に入っている人たちはうまく隠れられていたでしょうか。
保護者の方やスタッフも童心に戻ったような気持ちになり、
みんなで楽しむことができました。
(ひーちゃん)