7月に入り、日差しの暑さがジワジワやって来る季節となってきました。
今日はスタッフとみどり森ボランティア会のメンバーで西久保湿地を歩きましたよ!
西久保湿地の田んぼのイネたちがだいぶ成長し、畔ではヤブカンゾウが花を咲かせていました。
遠くからはホトトギスやモリアオガエルの声が聞こえてきます。
足元では小さな小さなカマキリの赤ちゃんたちの他、ヒシバッタやショウリョウバッタたちが、この暑さに負けじと一生懸命に動き回っていました。


立っているだけで、絶え間なく流れ出てくる汗!「暑いね~」と言いながらも、
あっちでは「カマキリがバッタを食べてる!!」や…
こっちでは「ねえ、あそこのイネに止まっている黄色いトンボの名前はなんだろ?」と、
みんな童心に戻ったように足元の生きものたちを追いかけます。






西久保湿地にはガマの大きな花穂が立ち上がっていました。
「巨大なソーセージみたい」などとみんなでモミモミ触っていました。
振り返ると、茶畑とヤブカンゾウがいい景色!


じりじりと焼きつけるような日差しから逃げるように、みんなで林のなかを進んでいきます。
林内では豆より小さなアズマヒキガエルの子どもたちが、あちこち歩き回っていました。






花や昆虫を探しながらみんなで林内を進んでいたら、「足元で何かキラキラ光っている!」と、何かを発見。
ま、まさか宝石が!?
これは一体なんでしょう!?
そのさらに先にもきれいな蛾の翅が散らばっていました。


しゃがみ込んでよ~く観察してみると、
正体は「宝石」ではなく何者かによって食べられてしまったタマムシと、オオミズアオという大きな蛾の翅でした!
今日の活動はこれにて終了!
暑いなかでしたが、みんなで歩くと色々な発見のある里山歩きは楽しいですね!

りょうくんより♪