10月の3連休初日、里山体験教室の「下草刈りとピザ作り」が行われました。
里山体験教室では、昔から行われている雑木林の手入れ作業を体験します。今回は夏から秋の間に行われる「草刈り」をしますよ。ピザは作業のごほうびだから、まずは作業の意味と目的をスタッフから聞いて、作業へ出発です。
道具は「長ガマ」と「手ノコ(のこぎり)」。作業地までカマをもって歩くのですが、“安全な持ち方”というのがちゃんとあるのです。カマを杖のようにしないで、みんな正しい持ち方で移動できました!
作業地では長ガマや手ノコを使って、一面に短く生えているササを刈りました。
はじめは苦戦した長ガマの扱い。ボランティアさんの手厚いアドバイスや指導もあって、だんだん上達。中にはすっかり長ガマが気に入った子が誕生したりして、ちょっと嬉しいスタッフです。
作業の後半はコナラやクヌギの切り株の周りを刈りました。切り株といっても、切り株から新しく伸びた枝が成長して2mくらいの背丈になっている木です。草刈りで切り株を元気にしてあげよう!と、みんなでがんばりましたよ。
お昼まで作業をがんぱって、やっとお楽しみのピザ作りタイムに‼
各自で持ってきたいただいたトッピングをのせ、順々にピザ窯の中へ。 ピザ窯の中で赤あかと燃えていたのは、コナラやクヌギの薪ですよ。待つことしばし。美味しそうなアツアツ焼きたてピザが窯から出てきました。さてそのお味はいかがでしたか?
ごほうびピザを食べ終わったあと、じつはもうひと作業待っていました。それは、道具のお手入れです。
今日の作業に使った長ガマと手ノコを砥石で研いだり、さび止めの油を塗ったりしてから片づけました。
刃物の扱いだからドキドキしますが、大人と一緒にこどもも砥石を使ってもらいました。
ひと作業、ひと仕事、さいごの片づけまで一緒に体験していただいた回でした。
里山体験教室は、12月に落ち葉かき、1月に伐採・薪割りの体験も実施予定です。またみなさんのご参加をお待ちしておりますね!
(さかもと)