夏草生い茂る!クモの巣にひっかかる!

毎日暑いですね。みどり森の田んぼや雑木林の中は暑いでしょうか?
西久保湿地から雑木林広場にかけて歩いてきましたので、様子をご報告します。

昨夜の雨のお陰か、今朝は少し気温が低めでした。でも田んぼの周りは日差しの下ではちょっと暑かったです。
草むらにはピョンピョン飛び跳ねるものがいっぱい! イナゴだらけでした(写真なくてごめんなさい)。
道脇の草丈もひざ下くらいまであり、イナゴを追って歩いたら朝露に濡れました。でもこの暑さですぐに乾くから平気です!

田んぼから続く木陰はひんやりと快適。見つけたチョウや幼虫、蛾のまゆなどをゆっくり観察できました。
ミズタマソウの水玉が本当に涼やかで、見つけた甲斐がありました!

雑木林の林内はあちこちにクモの巣が。今日一番に歩いたのが私たちだったのか、たくさん引っかかりました。
先頭の私は背が低いので、後に続いた背の高いボランティアさんは顔にたくさんクモの巣がかかったようで……。
小枝や笹を顔の前でフリフリしながら歩いていました(笑)。
クモが巣を張るのにちょうど良いのが夏草やアズマネザサの背丈と散策路の道幅なのでしょうね。

そんなクモの巣が多い中、林内はただいまサトちゃんで賑わっています。
サトちゃんとは「サトキマダラヒカゲ」のこと。あまりに多く登場するので、あだ名で。
よくクモの巣にとらわれずに飛べるものです、感心感心。
ちょっとおもしろい発見も。木の幹に茶色の筋が樹液の流れた跡のように地面まで続いていました。
これはアリのしわざ。蟻道だそう。木くずを唾液でかためて道を覆ってトンネルにしています。株元から1.6mくらいは続いていました。まだまだ増築するのか?気になります。

田んぼも雑木林も暑いと言えば暑いけれど、ひんやりした木陰があったり、ふと涼しい風が抜けたり、
動植物に心奪われたりして暑さを忘れて楽しめました。
みなさんも、暑さ対策と虫よけ対策をして、歩いてみてはいかがでしょうか。

(さかもと)