稲刈りをしたよ!

食育体験教室・田んぼでお米を作ろう!の6回目の今日は、とうとう稲刈りの日です。

先週末には台風が来て、イネが倒れないか心配していましたが、あまりたおれる被害もなく稲刈りの日を迎えることができました。朝、田んぼの様子を見た参加者の皆さんの表情がほっとしていました。

 

作業に入る前に、早稲田大学の研究室が実験している田んぼで、菊池さんからのお話を聞きました。
こちらの田んぼでは学生さんたちが稲穂の実をひと粒ひと粒数えて、一坪あたりの収穫量を調査していました。菊地さんのお話では、なんと現代の植え方よりも弥生時代の植え方のほうが高い密度で植えていて、一坪あたりの収穫量が多いそうです。

 

 

さていよいよ稲刈り開始。
鎌(かま)でざくざくと刈りとっていきます。4~5束くらいをひとまとめにワラでくくります。
それを稲架(はざ)に掛けます。 
大人も子どもも一生懸命ですよ。

10月なのになんだか暑い日差し。作業がはかどっているのかいないのか心配になりましたが、
午後からは作業ペースもどんどん向上して、なんと予定時間よりも短時間に全部の田んぼの稲刈りが終わりました!

おしまいは、恒例の田んぼの生物探しタイム。
今日目立った生き物はイナゴやカマキリ。稲を葉を食べて育ったイナゴはこれから卵を産みますが、カマキリもこれから卵を産むためせっせとイナゴやバッタを食べに田んぼにやってきたようです。どちらも秋の終わりとともに寿命を終えて次の世代に命をたくす者たちでしたね。
今回初めて捕まったものに、ツチガエルがいました。背中のいぼいぼのラインが特徴。ギュウギュウ、という鳴き声、聞こえましたか?今夜の雨を予感してか、水路で少し鳴いていましたよ。

 

本日取材のあった、入間ケーブルテレビの放送は10/7(日)17:45~、22:15~、10/8(月)9:00~の3回放送です。

みなさん今日もお疲れ様でした。

(さかもと)