今日はお月見!・・できるのか?!

9月30日の今日は中秋の名月。お月見をする日です。
みどり森では、この日に合わせて里山文化講座【今日はお月見!】のイベントを開催しました!

ところが、よりによって今日のお天気は台風17号が接近中!
午後には風雨が強まるとの予報が出ており、お月見するなんて言ってはいられないようです・・・・。
それでもお集まりくださった参加者のみなさま、ありがとうございます!

みなさんのおうちではお月見をしますか?何をお供えしますか?

今回は、はじめにお月見がどんな行事で何をお供えしていたかなどのレクチャーをきき、その後お供えのお団子作り、お供え飾りをしました。

レクチャーでは、お団子の数やお供え物の果物や野菜について、みなさん思いのほか熱心に聞いていらっしゃいましたね。
十五夜のときはお団子は15個、と数が決まっているというのを初めて知った方もいらしたのではないでしょうか。

団子作りでは大人も子どももわくわく。上新粉(米の粉)を熱湯で練ったものをみんなで丸めていきます。子どもたちも手際よく丸めていましたね!

お団子を蒸している間に、外へでて、お飾り用のススキを手に入れてきました。
みどり森の動植物は勝手に採集できませんが、今日は特別です。ススキを持って嬉しそうな子どもたちです。

団子が蒸しあがりました。
お皿にお高盛りにしようと一個ずつ丁寧に並べるのですが、せっかく三段くらい乗せたのに団子の水分ですべって1段になってしまうと、周りから「ああ~~!」の声。「あと少し!がんばれ~!」の声援を受けながら、何度も乗せ直して完成すると、拍手がおこりました。

こうしてお月見のお供え飾りが完成し、残りのお団子もみんなで食べることができました。

お月見は十五夜のときだけでなく、十三夜もするほうが縁起が良いとされています。
今日は台風で満月が見られないかもしれませんが、来月の10月27日の十三夜にはいい月夜かもしれませんので、ぜひ十三夜のお月見をしてくださいね。

 

 (さかもと)