里山体験教室・特別編 池のかいぼりしよう!!

今日は、西久保湿地のため池の『かいぼり』を行いました。

『かいぼり』ってなんだ?と言う人のために少しだけ、
かいぼりとは何か?を簡単に説明すると・・・。

『かいぼり』とは、ため池に溜まってしまった「泥」や「土」「植物」などを
池の外に出し、ため池の機能を復活させる作業のことです。

それで今日は、参加者の人に3つのことをやってもらいました。
①池の中の生き物を捕まえて保護する。

②ため池に生えてしまった植物を池の外に掘り出す。

③ため池にたまっている泥を掘り出す。

 

この三つが今回のかいぼりの作業になります。

①のため池の中の生き物を捕まえるでは、
池に棲息している生き物を網で捕まえてかいぼりの時に
泥と一緒に外につれていかないように捕まえます。

泥にまみれている生き物をみんなで一生懸命捕まえました。

初めはなかなか、捕まえられなかったけれど最後の方は色々な生き物を見つけることができました。
見つけた生き物は
シオカラトンボのヤゴや

ドジョウなど全部で12種類の生き物を捕まえることができました。

②の植物の掘り出しでは、フトイという植物をみんなで掘り出しました。
フトイは泥の中に根っこをよく伸ばしているので、それをのこぎりで切って
掘りあげます。

結構大変な作業でしたが、みんなで力を合わせて2mぐらい池を広くすることがで来ました。

③最後の泥の掘り出しでは、たくさんの泥を池に作った木箱に入れることができました。

これで少し、ため池の機能を回復することができました!!
池も少し深くなりフトイも少なくなったので、新しい生き物がすみ着いてくれるかもしれません。
今後が少し楽しみですね♪

体を動かして、泥まみれになるイベントでしたが、楽しくできて良かったです。
また、今日のイベントを手伝っていただいた、緑の森倶楽部の皆さんありがとうございました!

最後に捕まえた生き物は、元のため池に戻しました。
また時間のある時にかいぼり後のため池の様子を見に来てくださいね!

 

あおの