一昨日、食育体験教室「田んぼでお米を作ろう!」の最終回を行いました!
今年のお米作り最後の作業は、脱穀、籾摺り、そして待ちに待った実食です。
午前中は脱穀機を使ったり、瓶や臼を使って籾殻を取ったりと、
昔ながらの方法をみんなで体験しました。
脱穀は「動力式」「足踏み式」「せんばこき」の3種の脱穀機を使いました。
それぞれの特徴、やってみた感覚など、どれががお好みだったでしょうか?
脱穀の次は、籾摺りです。脱穀したお米を瓶や臼に移しひたすら突きます。
すると、もみ殻が剥けて中から玄米が現れます。ある程度行ったら次は
「唐箕(とうみ)」を使って、風力でお米とゴミを分けます。
これをひたすら繰り返すと、ぬかも取れてきて皆さんご存知の白米になるわけです。
お米って、田んぼで収穫するまでも大変だけど、収穫してからも意外と工程が多いのです!
お昼には、今年収穫できたお米を炊いて、いざ実食!
「コシヒカリ」と「彩のきずな」の2品種を食べ比べたけれど、みんな味の違いは分かったかな…?
午後は、最後のマイ稲観察と、みんなで頑張った半年間のお米作りの振り返りを行い、
お土産のお米を渡して一言ずついただきました。
各々、楽しかったことや大変だったこと、来年のお米作りへの抱負等、色々な感想が聞けました。
1人1人、思うことは違うかもしれませんが、この食育体験教室を通して、食べ物の大事さや作る大変さ、里山の環境と生きものの繋がりを感じて、少しでも日頃の食や身近な自然に対する関心を持っていただけたらスタッフ一同嬉しく思います。
今年の食育体験教室は終わりとなりましたが、みどり森では今後も色々なイベントを実施する予定です。
是非、イベントがある日も、無い日も、みどり森に遊びに来てくださいね。
スタッフ一同お待ちしております。
あっきー