気持ちの良い快晴の中、本日は里山体験教室~落ち葉かきとごほうびの焼き芋作り~が開催されました。
武蔵野の冬の大切な作業
街中や公園では降り積もった落ち葉は厄介者扱いされることが多いですが、里山の雑木林に降り積もる落ち葉はとても大切なものとして扱われていました。
昔はこの時期になると、近隣の農家さんはこぞって山に落ち葉をかきに入り、それを持ち帰り堆肥を作っていました。小学生くらいの子はよく手伝いに連れていかされたそうです。
今日はそんな、雑木林の大切な作業である落ち葉かきを行いました。
どんな様子だったのでしょう?
熊手を持ち林へ
まずは落ち葉を掻く前に枝を拾い作業がしやすいようにしてから熊手で落ち葉をかき集めます。
だんだん集まってくる落ち葉を籠の近くに投げながら、大きな山にしていきます。
落ち葉を遠くに投げるために、かごに落ち葉を詰める時に使う集め方で持って投げます。
かごに詰めて
集まった落ち葉を今度は大きな竹籠に詰め込みます。
落ち葉を詰め込むために、古くから行われるやり方があり、目の粗いかごでもぎゅうぎゅうに落ち葉を詰めることができます。
その後落ち葉の詰まった籠を山から堆肥の箱まで移動させます。
これが思ったよりも重く一仕事、みんな頑張ってはこびます。
落ち葉をかき終わった林はすっきりとしています。
たくさん働いた後は
ごほうびの焼き芋の前に、落ち葉かきにまつわるクイズを出題。
(出題される問題番号が書かれているボールを、落ち葉プールの中から探しました!)
落ち葉かきは何のための作業だったか思い出せたかな?
待ちに待った焼き芋、みどり森の雑木林の薪を使い、焼き上げたサツマイモの味はどうだったかな?
古くから行われてきた、里山の作業を楽しく体験できたでしょうか。
次の里山体験教室は1月22日に「伐採体験とミニほだ木作り」を行います。
1月22日よりお申込み待ちしております。
あおの