雑木林の木々は
もうすっかり葉を落としています。
林の中まで日差しが差し込み、雑木林全体が明るく気持ちが良いです。
葉が落ちた林では、光以外にも音がよく通り、鳥たちの声もよく聞こえます。
大谷戸湿地の木が生えていない草地の草には霜が降りていました。
今まで見えなかったものが
葉が落ちることで夏の間は、隠れて見えなかったものが見えてきます。
こんなところに大きなハチの巣があったのか、
こっちではカラハナソウの苞が目立ち、ドライフラワーの様で
きれいだなぁ・・・と様々な発見があります
冬でも生きものいっぱい
こんなに寒く冬になってしまった感じですが、まだところどころに生きものを見つけることができ、楽しくなります。
ひと夏頑張って生きてきた、ハラビロカマキリやアシグロツユムシ。
来年に向けて産み付けられた卵もちらほら見られたりしました。
たとえば、落ち葉にくっついて越冬するゴマダラチョウの幼虫や
クヌギカメムシとその卵など・・・。
庚申塔の前にためフン
雑木林広場の一角にある庚申塔(こうしんとう)。
昔、道教の中で庚申講を行うと建てられたり、
村と村との境に建てられたともいわれています。
そんな庚申塔の前にタヌキの共同トイレ(ためフン)が作られていました。タヌキたちの庚申講の後かもしれません。
落ち葉で見ななくなるもの
ためフンの上にも落ち葉が降り積もり
埋もれていて見えなくなっているので、ご注意ください!
あおの