今年も美味しいお米がとれました!!

食育体験教室「田んぼでお米を作ろう!」の最終回を行いました!
今年のお米作り最後の作業は、脱穀、籾摺り、そして待ちに待った実食です。

午前中は脱穀機を使ったり、瓶や臼を使って籾殻を取ったりと、
昔ながらの方法をみんなで体験しました。

脱穀は「動力式」と「足踏み式」の2種の脱穀機を使いました。
それぞれの特徴、やってみた感覚など、どちらがお好みだったでしょうか?

脱穀の次は、籾摺りです。脱穀した米を瓶や臼に移しひたすら突きます。
すると、もみ殻が剥けて中から玄米が現れます。ある程度行ったら次は
「唐箕(とうみ)」を使って、風力で米とゴミを分けます。
これをひたすら繰り返すと、ぬかも取れてきて皆さんご存知の白米になるわけです。

お米って、田んぼで収穫するまでも大変だけど、収穫してからも意外と工程が多いのです!

お昼には、今年収穫できたお米を炊いて、いざ実食!
「コシヒカリ」と「彩のきずな」の2品種を食べ比べたけれど、みんな味の違いは分かったかな…?
おまけで田んぼで採れたイナゴの佃煮も食べました。(味はとっても美味しい!)

午後は、半年間観察を続けてきたマイ稲観察の最終回、マイ稲にはお米が何粒ついているのかカウントしました。
果たしてお茶碗1杯分のお米はついているのか…!?

最後はみんなで頑張った半年間のお米作りの振り返りを行い、
お土産のお米を渡して一言ずついただきました。

各々、楽しかったことや大変だったこと、来年のお米作りへの抱負等々色々な感想が聞けました。

1人1人、思うことは違うかもしれませんが、この食育体験教室を通して、食べ物の大事さや作る大変さ、里山の環境と生きものの繋がりを感じて、少しでも日頃の食や身近な自然に対する関心を持っていただけたらスタッフ一同嬉しく思います。

2021年の食育体験教室は今日で終わりですが、みどり森では今後も色々なイベントを実施する予定です。
是非、イベントがある日も、無い日も、みどり森に遊びに来てくださいね♪
スタッフ一同お待ちしております。

あっきー