寒暖差が激しく、秋らしい気候になってきましたね。
今朝のみどり森は、昨日の雨と気温差で若干霞がかっていました。
秋と言えば、「紅葉」や「実り」。
みどり森の「紅葉」はというと……
クヌギやコナラはまだまだのようですが、場所によっては若干茶色みが出てきました。
ヤマノイモの黄色くなった葉は、雑木林の中で目立ちますね。
アカシデなどの落葉広葉樹は、部分的に黄色くなっている樹もあります。
ヤマザクラは一足先に落葉しています。
例年、みどり森の樹木の紅葉・黄葉は11月中旬以降ですが、
今年は場所によっては少し早めな気がします。
続いては「実り」。
キンミズヒキ・コセンダングサが種になり始めました。
茎がトゲトゲしているイシミカワは、青い実をつけています。
ツリフネソウの種はパンパンに熟していて、触るとパチンっと弾けます。
ハナタデ・ミゾソバ・オオミゾソバ・アキノウナギツカミは、
まだ花も少し見られますが、ほとんどは咲いているように見せかけて、花びらに包まれたタネです。
9月上旬から咲いていたユウガギクは終花を迎えました。
今日は晴れて気温が高かったので、ヤマトシジミが多く、
イトトンボの仲間も見られました。
シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラの小規模な混群も見られました。
冬鳥では、アオジが大谷戸湿地のヨシ原にいることがあります。
雑木林広場周辺では、ジョウビタキの鳴き声を確認しました。
風の強い日は、頭上の枯れ枝が落ちてくることがありますので、注意して散策してください。
また、晴れた土日は案内所前の一般駐車場が混みあうことがあります。
他の湿地を起点に歩くこともできますので、ホームページの「アクセス」から
各駐車場へのアクセスマップをご覧いただき、混雑緩和へのご協力をお願いいたします。
インタープリター:おっち