ここのところ急に寒くなり、みどり森の最低気温は10℃を下回る日が出てきました。 夏が終わり秋が来て、これから冬が来ようとしています。 そんな時期に草木が来年の春の準備を始めていることを皆さんはご存じでしょうか? 本日みつけた春の準備 その1【種を残す】 多くの植物が来年の春以降のためにたくさんの実や種を付けていました。
その2【花芽を付ける】
ヒサカキの木を見ると…
黒く熟した実がついていますね
そこから、枝先側に目を向けると、春に咲かせる花の蕾がついています。
その3【芽を出す】 春に真っ先に花を咲かせるために、ムラサキケマンやオオアラセイトウなどの 植物は今の時期から芽を出し葉を出して、これから降るであろう落ち葉の布団の下で 冬を越します。 どんぐりも落ちたと思ったら先端から根を土の中に伸ばしてそのまま冬を越します。
毎年繰り返される四季の流れを上手にこえる術を垣間見ることができます。 これからの季節は歩くのに丁度いい気温なので、散策を楽しみながら 動植物の観察をしていただければと思います。 青野