食育田んぼ1回目:田起こししました

今年度も、食育体験教室「田んぼでお米を作ろう!」がスタートしました。
みどり森の敷地である西久保湿地の田んぼで、
今日から10月まで、参加者のみなさんと、ほとんど手作業の昔ながらの方法で、お米作りに挑戦します。
これから半年間、どうぞよろしくお願いします!!

 

いつもは展示室でのレクチャーのあとに、西久保の田んぼに移動してお弁当を広げるのですが、
今日は午前中も小雨が降っていたので、お弁当は展示室のまわりで済ませることに。
そこに出されたのは、ガスがまで炊いたご飯。
去年収穫したお米のごはん(キヌヒカリ)です。お味はいかがでしたか?
今年のお米もおいしいのができるといいですね!

午後からは西久保の田んぼで作業開始。
どんな作業をしたかというと・・・
 ①落ち葉堆肥をまく
 ②鍬(くわ)を使って田お越しをする
 ③畦塗りもやってみる
という内容です。 

落ち葉堆肥を撒くときは、花咲かじいさんのように・・「田んぼに栄養をまきましょ~」

 

 

田お越し前の田んぼには、草がわさわさと生えているので、
お花畑のようになっているところもありますね。 

田お越しは、去年のイネの株を、鍬で掘り返していく重労働。

 

 

初めて使う鍬の扱いも難しいけれど、
何より参加者を手こずらせたのは、田んぼの泥でした。
あっという間に、みんな泥だらけ。

 

 

畦塗り作業も、ちょっと難しかった?

 

 

作業中、ちょくちょく子どもたちが、カエルやザリガニを見つけてくれました。

他にももっといろんな生きものがいるから、探してみよう!ということで、
集めてみたら・・・・

いましたいました、こんな生き物が。

 

 
 

ドジョウ、シュレーゲルアオガエル、ヒキガエルのオタマジャクシ、
アメリカザリガニ、マルタニシ、トンボのヤゴ 
アメンボの仲間、羽化したてのトンボ、
ハムシの仲間、ヒメギスの幼虫、ジャノメチョウの仲間、などなど。

田んぼに魚がいるなんて!
カエルの卵がこんなにフワフワなんて!
見たこともないような、きれいな虫や変な虫!
びっくりすることがいっぱいでしたね。
そうそう、作業中、逃げないで草の穂をひたすらついばんでいるカルガモもいましたっけ。 

 

 

最後は、田んぼのまわりで見られた生きものの観察ノートをつけて、
本日の作業はおしまい。

みなさまお疲れさまでした!!
次回は田植え、がんばろうね!

(さかもと)