わくわく子ども里山キャンプ

2014年7月31日(木) 投稿

夏の青空が広がる中、みどり森でわくわく子ども里山キャンプが行われました。
みんなたくさんの荷物をかかえてやってきます。
去年参加した子もいれば、今回が初めてのキャンプ!という子も。
さて一体どんな1泊2日になるのでしょうか…

案内所でキャンプでのお約束を確認した後、早速、外へ出てみんなで自己紹介。
なかなか覚えるのが大変だけど、班ごとにあだ名をつけたり工夫していましたね。
 
そして次に、今回のキャンプのテーマが、マイマイから発表されました。
2014年里山キャンプのテーマは「みどり森時間」
普段、時計を見ながら、時間を意識している私たち。
では、森の中の生きものたちはどうなのでしょうか?森の中で過ごすキャンプ、
みんなならではの「みどり森時間」を感じてみることにしました!
 

では、昼の森探検に出発!ということで、案内所の前に集まってみると…
なにやらお手紙が。きんちゃんが読んでくれました。

なんと!みどり森の昼を司る、昼の神様からお手紙がとどきました。
夜の神様の忘れ物である、【セミのぬけがら】をさがしながら、みんなで手紙と一緒に入っていた地図をたよりに
みどり森の奥へとすすんでいきます。みんな目をよくこらして、キョロキョロ。
始めの一つがなかなか見つかりません。けれども目が慣れてくれば…


 ぬけがらを見事ゲット!!最終的には2班あわせて40個も見つけることが出来ましたよ。
その後、神様からお礼にもらった虫眼鏡で、夜を快適に過ごせるよう、みんなで火起こしに挑戦です。
 
天気は快晴!「おひさま」の陽射しもサンサンです。みんな暑いのを我慢して、
ジリジリと火を起こしていきます。風が吹くと火種が動いてしまって難しかったですね。
それでもうまく火をつけることが出来ました。太陽からもらった火を、ランタンに移します。

すると今度は夜の神様から手紙が。
今度はその火を使うための道具、キャンドルホルダーをつくることにしました。
竹はつるつる滑りましたが、みんな切ってみてどうだったでしょうか?
みんな上手に竹を切って、やすりをかけて、自分のものが分かるようにペイントしましたね。

素敵なキャンドルホルダーの出番は、僕の時間になってから…と夜の神様。ではいったいいつ夜になるのでしょうか?
テントをたてて、夕飯の準備をして、外の様子を気にしながら夕食をつくり始めました。

 

夕食はミネストローネと竹パン作りをしました。
野菜をきったり、パンはみんなで生地をこねこね。
半分に割った竹に丸めた生地をいれて、もう半分の竹ではさみ、火で熱します。
どんなパンが出来るのかみんなわくわくです。


パンが焼ける間、それぞれが感じたみどり森時間もメモしていきます。

さぁ、みんなお待ちかね。竹パンが焼きあがったようです。表面が黒くなっていてみんな不安げ…
でも、パン作り担当のみやちゃんは余裕の表情。
竹を外してみると…

ふわふわモチモチの美味しそうなパンができあがりました!大成功です!

みんなでおいしく夕食を食べることができましたね。
そうしていると…徐々に、空の色が変わり、セミの鳴き声も変わってきましたよ。
辺りも暗くなってきたので、キャンドルの灯りをつけました。暗闇の中にチラチラと光る灯りは、
なんだかほっとします。竹でつくったキャンドルホルダーが、火をいっそう美しく見せていました。


夕食が終わると、夜の森探検へ出かけました。
普段見ることのできない、夜の生き物たちがいましたね。
カブトムシ、クワガタ…そして昼間鳴いているセミたちが、夜に羽化する様子も観察することができました。
ぬけがらから出てきたばかりの、白いセミは、とても神秘的でした。

そして、テントでの就寝。
すぐに寝てしまう子、なかなか寝付けない子とさまざまでしたが、夜の森の中で寝る体験は
なかなかできないものだったのではないでしょうか。フクロウの声、虫たちの声、風のざわめき。
暗い静かな夜の森でも、活動している生きものたちもいるのですね。

次の日の朝、太陽がでるよりも先に起床しました。
さすがに昨日たくさん動いたこともあり、みんな眠たい目をこすっています。
朝にしか見られない生き物たちの姿を見に、西久保湿地へ出発です。
 
森を歩いているうちに、だんだんと明るくなってきましたよ♪
 
西久保湿地では、ヤゴから羽化したトンボを見ることが出来ましたね。
朝露にぬれた草木、涼しい朝でした。


朝ごはんを食べて、テントを片づけてから再び西久保湿地に行きました。
昼の田んぼで「生きもの探し」!みやちゃんに教わりながら、みんなで網を片手にガサガサ。
昼間の森はセミの鳴き声や鳥の鳴き声でにぎやかです。一体何が見つかるのでしょうか?

みんなドロドロになりながら、たくさんの生きものを見つけることができましたね。
オタマジャクシ、メダカ、ザリガニ、ゲンゴロウの仲間…
夢中になりながら探しました!


お昼ご飯を食べて、みんなで最後のまとめです。
今回のテーマである【みどり森時間】この2日間どんな時間を感じ取ることができたか
みんなで出し合ってみました。
ミンミン時間や、ぐっすり時間、空の色が変わっていく時間など、
普段気付かないところにも目を向けていました。
森に生きる生きものたちの時間を感じ取ることができたのではないでしょうか?

最後に「おひさま」の力で起こした火を消して、キャンプを終えました。
早起きをして、たくさん運動して、テントをたてたりしまったり…くたくたになりながら、みんなとても頑張りましたね。
 
このキャンプでの経験が、みんなの素敵な夏の思い出になってくれていたら嬉しいです。

森の時間は毎日違う時間が流れています。季節が変わればまたがらりと違う表情をみせてくれます。
また、みどり森に遊びに来てくださいね。 

(みどり森スタッフ一同)