「畑で野菜を育ててみよう!」第3回目!

 

今日は食育体験教室「畑で野菜を育ててみよう!」第3回目でした。
今年の春はなかなか雨が降らず、
6月中旬までは畑の野菜にとって厳しい日々が続きました。
最近になって、ようやくまとまった雨が降るようになったので、ちょっと一安心?

さて、およそ1か月ぶりの畑の姿はこちらです。

イベントまでの間、スタッフの面々がせっせと水やりや草とりを行っていたのですが、
ほとんどの野菜が、少々遅ればせながらも、順調に育っていました。

今日の作業は、まずはナスから。
大きくなったナスの茎を支えるために、支柱を立てて誘引をしました。


茎を3本選んで誘引しました。どの茎を選べばいいのかな・・・?
誘引を終えたら芽かきをして、周りの雑草もきれいに抜きました。
ナスはいくらか実をつけていたので、収穫もできました!


このナスは「賀茂ナス」という種類で、このように丸い実をつけます。

ナスの次はトマト。
トマトは乾燥に強いので、連日の日照りの中でもこんなに実をつけました!


その後の雨続きで、まだ実は青いままでした。
これから日が照ってくると、これらの実が赤く色づいてきます。

地面に広がったトマトを引き上げ、こちらも誘引していきました。

次は作業を一時中断して、それぞれの野菜を観察しました。

ナスの花や・・・

キュウリの花など。


キュウリの花はナスの花とは違い、雄花と雌花の2種類の花をつけます。
黄色い花の下に、小さなキュウリのかたちが見える方が、雌花です。
いつも食べている野菜の花は、こんな花だったんですね。


キュウリの周りには敷き藁を。
今回育てているキュウリは『地這いキュウリ』。
成長すると地面の上に葉が広がっていくので、
雨などで傷んでしまわないよう、ふかふかの藁を敷きました。

しかし!雨ですくすく育ったのは野菜だけではありません。
畑のあちらこちらで、通称『雑草』と呼ばれている草たちが、すくすくと成長中!
作業の合間合間で、雑草をどんどんと抜いていきました。

お昼の休憩を挟んで、さあ、午後の作業は草とりから!
・・・と思いきや、突如降り出した雨で予定を大幅に変更。


近頃の不安定な天候で、今の季節を秋と勘違い、花をつけ始めてしまったダイコン。
もっと大きくなるはずだったのですが、花が咲くとこれ以上大きくはならないので、
今回、すべて収穫しました!
全部抜いて並べてみると、大きさも形も色々で個性的!
どのダイコンがおいしいのかなぁ。

畑にさりげなく植わっていたニンニクも収穫。
泥まみれでちょっとわかりにくいですが、これがニンニクです。

ダイコンを抜いた後の畝には、コカブの種を蒔きました。

今回は雷雨が心配なこともあり、早めに作業は終了。
それでも努力の甲斐あって、かなりの量の作業ができました!
畑作開始の頃の写真と見比べてみてください。畑の様相も随分変わりましたね!

最後に、収穫したナスを塩や梅酢、昆布茶などで、もみ込んだ浅漬けをみんなでいただきました。
子どもたちには『梅酢漬け』が一番人気。渋いですね~。

さて、次はいよいよ夏真っ盛りの7月。
野菜の様子はどうなっているでしょうか?
次回もお楽しみに!

 もっちゃん