眩しい日差しの西久保湿地で

10月に入り、朝や夕方は肌寒いぐらいの季節になってきました。
今日は、ボランティアさんと一緒に西久保湿地を周りました。
稲もすっかり実を付け、どんな味のお米になるか今から楽しみです!

日が昇ると気温が上がり、昆虫達も元気よく湿地周りで活動していました。
今回は、そんな昆虫たちを一部紹介していきたいと思います。
まず初めに、バッタの仲間です。
すっかり成虫になったツチイナゴは太陽の光を浴びて休んでいました。
ツチイナゴは、田んぼ周りで多く見られ、後を追いかけると逃げるように跳ねています!
林に入ると、ヤブランの花をむしゃむしゃと食べているアシグロツユムシもいました。

次に、トンボの仲間にも多く見ることが出来ました。
田んぼの周りではアカネの仲間やオニヤンマを、林の中では、ホソミイトトンボやアジアイトトンボを見ることが出来ました。

昆虫以外にも様々な植物やキノコを見ることができました。
秋の半ばできれいな花が沢山咲き、そこに寄ってくる多くの昆虫も見られます。

10月に入り、これから昆虫達の動きが落ち着き始める季節です。
冬に向けて、昆虫達は冬越しの準備を始めるので、元気いっぱいの姿が見られるのは今のうちです。
是非、西久保湿地周辺で草花や昆虫達を観察してみてください!

案内所は、改修工事が終わり、リニューアルオープンいたしました。
みなさんのお越しをお待ちしております。

インタープリター みやたん