夏の猛暑が終わり、秋の涼しい季節に移り変わり始めました。
案内所の工事も終盤に差し掛かり、残り1週間程で終わります。
まだ中には入れません。リニューアルオープンまでもう少しお待ちください。
そんな今日は、大谷戸湿地から比良の丘の道をボランティアの方と一緒に周りました。

少しずつ秋の気候になり始め、色々な秋らしい生きもの達にも会えました!
今回はその中でも、赤トンボとヒガンバナと雲を紹介します。
最初は、赤トンボです。
特にアキアカネとヒメアカネは、比良の丘周辺で沢山飛翔していました。
アキアカネは、夏頃は山の方に暮らしており、秋になると里山や都市部にやってきます。


次に、ヒガンバナは八幡湿地周辺で見られました。
ヒガンバナは、秋の始めの1週間ほどしか開花しない植物です。
今年は猛暑の影響か少し遅れての開花になっているようなので、これからが見頃になりそうです。

散策中、ボランティアさんが空を見上げて「秋の空になったね~」と呟きました。
自分も夏空の雲とは違うな~と思いました。
後から調べてみると、これは「さば雲」と言う秋の代表的な雲の形だと知りました。
生きもの以外からも、雲の形でその季節の移り変わりを知ることができ、
これからはもっと視野を広げて自然観察を楽しんでみたいと感じました。

最後に、今日見られた生きものをいくつかご紹介します。


「オオチャバネセセリ」

「クマバチ」




周りには、ミドリヒョウモン・キタテハ・セセリチョウが飛翔してました!
夏から秋にかけて季節が移り変わっていく様子が生きものなどを通して感じることができました。
みなさんもぜひ足を運んで秋のみどり森の生きものを観察して、秋を感じてみてください!
また、30日からみどり森もリニューアルオープンするので、皆さんが見つけた「みどり森の秋」をお寄せください。
インタープリター みやたん