今朝のさいたま緑の森博物館周辺の気温は23~26度ほどと、過ごしやすい気温でした。
季節は”初夏”ですが、日差しが無い日はまだまだ肌寒さを感じることがあります。
野鳥ではキビタキやホトトギス、ウグイス、アオゲラたちの声があちらこちらから聞こえてきます。

施設のすぐ近くでは、埼玉県の絶滅危惧種に指定されているヒメザゼンソウが咲き始めていました。
よ~く柵のなかを見ていると、大きな葉っぱの中に親指ほどの小さなヒメザゼンソウが見つかります!


散策していると、小さなウメモドキのお花に遭遇!
確かに梅のお花にそっくりで、かわいいお花ですね!
道脇に咲くヒメジョオンには、クロハナムグリが集まっていました。


さらに歩いて行くと、足元にペタペタと何やら黒っぽい木の実が・・・
見上げると、クワの実がたわわになっていました。近くにあったタヌキのフンにもこのクワの種子がたくさん入っていたので、きっと動物たちもこの”クワの実レストラン”へ通って来ているのかも知れませんね!

比良の丘(ひらのおか)では茶摘みがひと段落してキレイに刈られた茶畑がありました!
お昼時、ここの丘のベンチでは時々ご飯を食べに来る人がいるのだとか!空が広くて、とても気持ちの良い場所ですね。

先端の新芽をお茶に使うそうです!


「太陽の周りに輪が見えるよ!」と、見上げてみると・・・、確かに太陽の周りに虹のような輪が現れていました。
「日暈(にちうん)」と呼ばれる光の輪だそうで、ハロー現象とも言われる現象だそうです。
出会えるとラッキーな気分ですね♪

ちなみに比良の丘のクリ林では、まだまだ出会いがありました。
茂みから現れる角・・・
ヤギさんが草をモグモグ食べていました。


遠くから甘~いセイヨウイボタノキ(ヨウシュイボタノキ)の匂いが漂う場所がありました。
ここは本当にたくさんの昆虫たちが立ち寄ってくれます。



ヤマトシリアゲのオスも、お尻がサソリのようで格好いいですね!
シリアゲムシの仲間はハエ目やチョウ目といったように、「シリアゲムシ目」と呼ばれる独立したグループがあることが知られている昆虫です。
オスは交尾のときにメスへ餌をプレゼントし、その餌を食べている間に交尾をすると言われています。


これから夏にかけて、色々な生きものたちの出会いが楽しみになってきましたね!
りょうくんより♪