日々表情を変える森、今日は

今日は、水鳥の池からの景色が最高でした!
写真だと分かりにくいのですが、木々草々の新緑とヤマザクラの彩りがとても美しく、
そこに風が吹くとはらはらと桜の花びらが舞っていました。
それが湿地の向こうまでよく見えるのは、ヨシ刈りをした後、新しいヨシが伸びる前だからこその景色です。

八幡湿地の周りにも行ったのですが、足元はお花畑になっていて、上を見上げればこちらも桜と新緑が美しく、
その中にシュレーゲルアオガエルの声が響いていました。

芽吹き始めた草木には小さなハバチやハナバチたちが飛び交ってせっせと忙しそうでした。
また、足の速いクモたちとも沢山すれ違いました。じっとして写真を撮らせてくれたクモはとてもカッコイイ頭の形と配色!

素敵な形と色といえば、ベニシダのうずまきも見ていただきたいです。

春先はこうして開く時を迎えた植物を見るのが私の一番の楽しみです。
こちらの木も面白い芽吹き方をしていると感じたのですが、何の木か分かりますか?大きな葉っぱです。

正体はホオノキでした。\パッカーン!/ 新芽登場!とナレーションしたくなるような芽吹き方です。

他にもシオヤトンボやクロモジの花など、嬉しい出会いがたくさんありました。

植物も動物も、日々刻々と様子が変わり忙しい日々がやってきました。
毎日表情が変わっていく春のみどり森を、ぜひお見逃しなく。

インタープリター もよちゃん