今日は、これはなんだ?と疑問に思う虫にいくつか出会いました。
まずは、案内所前のクサギの木にいたツマグロオオヨコバイです。
1㎝ほどの顔も色味も可愛い虫で、この虫自体は珍しくないのですが、
葉っぱへのつき方が不思議でした…
見てください!この数!見えてるだけで10匹もいます!
「何かの集会ですか~!?」
と、思わず聞いてしまいました。
群れでいるとホッとするタイプなのかもしれませんね。
案内所から歩いてすぐの道端でも「はてな?」を発見!
アブかハエかと思われる虫がミズヒキに抱き着いたまま死んでいて、その体にはカビのようなものが見られるのです。
普通、生きものが死んだら、カビが生える前に地面にぽとりと落ちるのでは?
これは詳しくはわからないのですが、ハエカビという菌の仲間によるものかもしれません。
生きている時に寄生してその虫を感染させ、弱った虫は草などにしがみついた状態で死んでいく特徴が似ています。
どちらにしてもこの状態を見て、ブルっと怖くなりました。
次は、これです。
「あっ!アワフキムシだ~!」と駆け寄ったものの、
アワフキムシの作る泡が見られるのは春だし、なんか泡の感じが違う…じゃあこれはなんだ?と疑問に。
そこで、ごめんなさいして、指で泡をどかしてみました↓
この幼虫の正体は、ヨフシハバチの仲間でした。成虫になるまで茎の中で過ごします。
改めてシダを見ると、多くのシダにこの泡が見られました。
今日のステキな出会いに感謝です!
最後は、いつもはすぐに逃げられて上手く写真が撮れないハゴロモの幼虫についてです。
今日は、こんなドアップで写真が撮れたので、不思議に思っていたら、
脱皮殻でした。
おしりのユニークな毛とおさらばし、大人の階段を上がっていったのね~♪
はてな?と思って、なんだなんだ?と考えるのは、
新しい発見につながるチャンスですね!
みなさんも「はてな」を見つけたら、ぜひ案内所へ!一緒に調べましょうね♪
インタープリター ゆうき~