新緑の爽やかなみどり森で観察会を行いました。生きものが活発に活動している時期なので何が見られるかな?
若葉は柔らかくこの時期は多くの幼虫を見つけることができました。
大谷戸湿地を巡る園路では伸び始めたヨシ原にシオヤトンボやシオカラトンボが飛び交い
その違いを観察したり、ミヤマシラスゲなどが生える湿地で見られるキヌツヤミズクサハムシ(スゲハムシ)を探しました。
林の中ではコメツキムシや卵のうを運ぶクモを手に乗せたり、野鳥のさえずりを聴いたりしながら歩きました。
展望広場ではエゴノキで見られるエゴツルクビオトシブミの揺籃探しと揺籃作り体験し、小さな虫の工夫に驚きました。
身近な自然に目を向けると、様々な動植物が生息しています。
そしてその生きものたちが互いにかかわりあいながら暮らしています。
その関わり合いや、生きものの名前を知ることは日々の暮らしに、
少しの楽しさをもたらすと思うのでぜひ続けていっていただけたらと思います。
青野