大人の観察会『みどり森のコケ』

すごくすごく小さな世界ですが、奥の深い壮大なコケの世界。
みどり森のイベントとしては年に一度ですが、集まったみなさんとコケをたっぷり楽しみました。
(たっぷりと言っても、小さな範囲で何種も見つかるので、歩いたのは少しです)

最初に、みなさんに「コケ」のイメージを聞きます。
キラキラ、ふわふわ、沢の石についている、未知のもの…
みなさんイメージも思い出もさまざま。そこから観察することでイメージは変わるでしょうか?

観察の前に、コケってどのような生きものかを知ってもらいます。知ってから観ることで、見方や生態の理解が変わるからです。

そして、もう1つ大事なのが、ルーペの使い方! 事前に採取していたコケで観察の練習です。
みなさんポイントがわかったところで、いよいよ本番! まずは見つけないと観察もできないですね。

う~ん、みなさんコケ観察としてはナイスですね~♪
すばらしい低姿勢です! はたから見ると「何をしている集団?」と怪しんでしまうのがコケ観察会。
このブログを読んでいるみなさんも、こんな光景を見かけたら、「コケかな?」と想像してみてくださいね。

場所を移動する途中も、すっかりコケ目のみなさんは見つけます! 
コケそれぞれに特徴があり、講師の話を聞きながらの観察はみなさん飽きないようでした。

最後はみなさんから、感想を聞いて終了しました。
種類を覚えるのは大変なコケですが、里山でどのようなコケが生きているか気が付くいいきっかけとなったようでした。
(よ~し、私もこれからもコケを観察するぞ~)

インタープリター ゆうき~☆