春分の日を過ぎ…

本日は小雨が降る、田んぼや雑木林の様子をご案内します。

アズマヒキガエルの産卵

18日以降の雨を受けて、案内所や田んぼの周辺では、カエルたちが産卵のために集まっています。
本日見た感じでは、産卵のピークを過ぎてきている感じですが、
まだところどころでアズマヒキガエルが
クッ クッ クッ クッ …と鳴いていたりします。

林に帰る

繁殖に参加し終わって、林に帰るカエルもちらほらいて、
また来年!と声を掛けたくなりました。

写真の中に1匹のアズマヒキガエルが写っています。
いったいどこにいるでしょう?

みずみずしい林

木々の芽吹きが始まり、若い葉をたくさん見ることができます。
ミズキ、イヌシデ、アカメガシワ、コナラ、クロモジ、ヤマツツジ、オトコヨウゾメ、イロハモミジなどなど
木々の若い生命力を感じます。
雨で水滴がついて、なおさらみずみずしく感じました。

花も賑やかに

田んぼの周りでは

タネツケバナやホトケノザ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、ムラサキサギゴケ、トキワハゼなどが咲き

林の中では

頭の上でヤマザクラ

目線でモミジイチゴ、クロモジ

地味だけど臭いで感じる、ヒサカキが咲き

足元ではアオイスミレ、タチツボスミレ、フモトスミレ、
ムラキケマンが咲きはじめ

全身で春を感じられます


雑木林は春夏秋冬、様々な姿を見せてくれますが、冬から春にかけては多くの動植物の息遣いが感じられる季節だと思います。

ぜひ、春のみどり森で身近な自然を全身で感じていただけたらと思います。

あおの