3月14日～16日に大谷戸湿地のヨシ刈りを行いました！
期間中は刈払機の音などご迷惑をおかけしました。
おかげさまで無事、今年度のヨシ刈りを終えることができました！
この沢山生えているのがヨシ。ススキやオギ、ガマ等も混ざっています。
何故ヨシ刈りをするのでしょうか？
枯れたヨシをそのままにしておくと、湿地に枯れた茎や葉が堆積してしまい、陸地化や水質悪化の恐れがあります。
また、ヨシの新しい芽が発芽しづらくなってしまう等の影響があります。
緑森では、アカガエル、マツモムシ等の水生昆虫や、ミゾソバ等の湿生植物等、湿地に依存している生きものが多くいます。
湿地を適切に管理することはそれらの生きものの保全へ繋がるのです。
とっても大事なヨシ刈り…なんですが実はとっても大変！
是非その様子をダイジェストでご覧ください。
刈払機でヨシを刈ります。 
刈ったヨシを集める作業。 
ヨシで堰を作る作業。 
なんとヨシはこんなに大きい！
火を入れる、野焼きで管理する地域もありますが、緑森は山に近く、山火事の恐れがあるため火は入れません。
なのでひたすら人力で頑張ります…。
合わせて湿地内の池の泥抜きと堰づくりも行いましたのでその様子もご覧ください。
腰まで入って中の泥を掻き出します。 
水が溜まりやすいよう堰を補強しました。
管理前に比べるとだいぶ印象が変わった大谷戸湿地のアフターの姿は是非直接お越しになって見てみてください！
また、これから展示室と当館のNL（ニュースレター）でもヨシ刈について特集をする予定です！
こうご期待下さい♪
すーちゃん