8月10日・11日「泊まらない子どもキャンプ2022」今年も無事に実施できました。

今年も泊まれませんでしたが、感染対策と熱中症対策をして、無事にイベントを実施・終了することができました。
当日は両日とも35度以上の暑さの中でしたが、終日恵みの風が吹いたことで、逆に自然のいろんな力を肌で感じられた一日でした。参加した子どもたちも、クーラーの部屋とは違う、野外で過ごすからこその風の気持ち良さを感じたのではないでしょうか。

今年のキャンプは、「雑木林は人が利用し守られてきた」ことをテーマにいろいろな体験をしました。内容は・・・

1.どんなメンバーがいるのかな?とキャンプのスケジュール確認
2.キャンプする「里山」とはどのようなところか散策
3.低木の伐採(管理上伐りたい木)
4.展望広場でお昼ごはん
5.薪拾いと火おこし
6.伐採した木からクラフト材料の切り出し→タープを立てるためのペグと自在ロープ作り
7.スプーンとフォーク作り
8.作った道具を使ってタープ立て
9.夕食準備と「いただきます♪」
10.夜の雑木林散策
11.キャンプのふりかえり

10時から20時までの1日でたくさんの体験をしました。
子ども達は初体験のものが多かったようでしたが、諦めずに一生懸命挑戦する姿はとてもカッコ良かったです!
どんな様子でチャレンジしていたか、場面ごとに少し写真でご紹介しますね。

最初は、どんなメンバーがいるのかな?と言うことで、自己紹介やゲームをして、少し気持ちがほぐれたところで、
キャンプのスケジュールを確認しました。

次は、キャンプする「里山」とはどのようなところか散策しました。

散策の後は、少し休憩して、 低木の伐採をしました。初めて木を伐る子が多かったので、準備を万端にしてから、スタッフやボランティアさん(みどり森ボランティア会:雑木林の管理やイベントのお手伝い)にサポートしてもらいながら作業しました。

さぁ、午後の最初は、火おこしに必要な薪を拾いに森へ行き、集まった薪を使って火おこしをしました。まずはみんなで相談して、どうやったら火が付くか考えました。「あ~でもない、こ~でもない」と話しては組んだり直したり。
今回は風が強かったので最後までつけられなかった班もありましたが、みんなナイスチャレンジでした!!

みんなでおこした火でお湯を沸かしました。後で行う「スプーンとフォーク作り」で使う木を一度茹でるためです。 お湯を沸かしている間に、伐採した木からクラフト材料の切り出し、タープを立てるためのペグと自在ロープ作りをしました。

立ち上がったタープの下で、」夕食の準備!今晩のメニューは『石窯で作る夏野菜の焼きカレー』。ご飯を土鍋で炊いて、そこに自分でたき火で焼いた夏野菜をのせ、カレーとチーズをかけて土鍋に入れて、最後に石窯へ。
みんな上手にできました♪

今回、里山の中で一日過ごし、子どもたちの中に何か生まれることを願って、またみんなが家族やお友達を連れて来てくれるのを楽しみに待っています♪

インタープリター ゆうき~☆