伐採とほだ木を作りました!

本日、里山体験教室「伐採とミニほだ木作り」を実施しました。
はじめに、「雑木林の伐採がなぜ行われるのか」を「伐った材はどのように利用されていたのか」を
確認してから作業をスタートしました。

今日伐採を行う場所に着いたら、今日の作業の安全を祈願して山の神様を祓ってからスタートしました。
みどり森周辺では榊(今日はヒサカキ)に幣束をつけたもの、お神酒、塩、洗米といった方法で清めます。

お清めが終わったらスタッフの伐採の手本を見ながら木はどのように伐るのか、
「受け口」と「追い口」について、注意すること、など確認しました。
実は木を1本伐るだけでも、覚えておくことや注意しなければならないことが
たくさんあるのです。

今日の伐採は1家族1本、大きい木に関しては2家族1本で行いました。
狙った場所へ倒すためにも丁寧に受け口を作ったら、追い口を入れていきます。
追い口を進めていくとギィーという音とともに倒れます。
小さくてもなかなかの迫力です。大きい木は傾き始めたらみんなで引っ張って倒しました。

伐り終わったら枝を細かく払い、幹はほだ木サイズに玉切りをし、担いで降りました。

午後は幹を使ったほだ木づくりです。
ドリルで穴を開け、シイタケのコマを打ち込み完成
1年半後にシイタケが出ることを祈って、持ち帰ります。

最後に、ほだ木の世話の仕方をお話して今日のイベントはおしまいになりました。
さて、今日作ったほだ木から無事にシイタケは出てきてくれるのでしょうか?
ぜひ、お家で楽しみながら育ててみてくださいね。

あっきー