親子はじめての自然観察~秋の昆虫~

本日10/9(土)は、親子はじめての自然観察~秋の昆虫~でした!
昼と夜の寒暖差があり、それに伴ってセミの鳴き声が少なくなり、
秋の虫たちの鳴き声が目立つようになり、秋らしくなってきましたね。
そんな鳴く虫たちや秋らしいものを探しに大谷戸湿地・雑木林・展望広場(草地)
を周りました。

大谷戸湿地では、コガネグモやハナアブなどの虫たちを見ることができました。
中でも子供たちが夢中になったものは、ツリフネソウの種。
ツリフネソウの種は熟すと、触っただけでパチンッと弾けて、周りに種を飛ばします。
植物が動く感触はあまり体験できないため、最初は「うわぁ!」と驚いていましたが、
その感触がなかなかクセになります。

お次は雑木林でバッタやコオロギ、カマキリといった秋の虫たちを捕まえては
観察しました。
コオロギのオスメスの体や羽の違い、バッタやカマキリのオスメスでの体の大きさの違い
を見ることができました。
草丈が低いところにはバッタとコオロギ、草丈の高いところにはカマキリと、
棲み分けもされていましたね。

お次は展望広場の草地で家族ごとに虫をどれだけ捕まえられるか挑戦。
みんな虫を見つけるのが上手く、15分もすれば虫カゴには
多くのバッタやコオロギが捕まりました。
クビキリギスの色違いも見ることができました。

最後は、捕まえた虫たちを観察して、逃がしました。
2時間半の間、服にくっつく種を大量につけながら、じっくりたくさん秋の自然を
楽しむことができました。
今年度の親子はじめての自然観察は今回で終了となります。
また来年度に予定していますので、お楽しみに!