新年あけましておめでとうございます。
緊急事態宣言下で始まった今年ですが、どのようにお過ごしですか。
みどり森では、落葉樹がすっかり葉を落とし、朝には霜が降り水鳥の池が凍るという、しんとした真冬の風景になりました。
冬の朝には、楽しみにしていることがたくさんあります。
まずは、霜柱です。踏むとサクサクいい音がします。今朝、水鳥の池の前にはなんとも踏み甲斐のある霜柱がたくさんありました!昼には温まって溶けてしまうので、朝一番がチャンスです。
2つ目の楽しみは、バードウォッチングです。
誰もいないように見える大谷戸湿地のヨシ原の中ですが、よく見るとカシラダカやアオジが賑やかに食事をしています。近くで食事しているシジュウカラが木の上で見張っているときは、彼らに見つかると騒ぎ立てられてしまいます。小鳥たちを驚かさないためにも、そっと気配を消して観察するのがポイントです。
3つ目の楽しみは、常緑樹観察です。落葉樹の葉がなくなって、常緑樹の存在感に気づかされます。こんなに居たのね、と。寒い中でしっかりとした緑色の葉を見ると元気が出ます。
私のお気に入りはシロダモです。ハッキリとした葉脈と、春先に出る新芽のふわふわ感がたまりません。
絵描き虫の芸術作品 シロダモ キヅタやアズマネザサのあいだから、サイハイランが 実が膨らみ始めたヤツデ
足もとでは、早くも春の野草たちが顔を出し始めました。生きものの変化は本当に早くて、見るたびに違う姿を見せてくれます。
でも、まだまだ真冬を満喫したいな~。
みなさんも、今だけの楽しみを見つけながら過ごしてみてくださいね。
★みどり森は現在休館中です★
散策はしていただけますが、窓口や臨時駐車場はご利用いただけませんのでご注意ください。また、霜やその溶けた水などで足元が滑りやすくなっておりますので、足元にお気をつけください。
(もよちゃん)