爽やかな秋風を感じられるようになり、お散歩しやすい季節になりました。
今回の投稿は、学芸員資格取得のために頑張る博物館実習中の大学生の4名で自然の情報を紹介してもらいます。
今日のみどり森のお散歩(実習)では、花や昆虫など、いろいろ発見がありました。
これは!と思ったいくつかをご紹介します。
森の中を歩いているとドングリがたくさん落ちています。
よく観察してみると枝葉がついているものとついていないものがあるのですが、その違いご存じですか?
実はこれ…、ハイイロチョッキリという昆虫の仕業なんです!この虫はドングリの帽子に穴をあけ、中に卵を産み付けたあと、枝をチョッキリ!して地面に落とします。
じゃあなんで落とすんでしょう?落としたら他の動物に食べられてしまうかもしれないのに…?
一説では、枝ごと切り落とすことで植物の抵抗力を弱めるためと考えられています。かしこく生きる虫って面白いですね!
雑木林広場では、淡褐色のオンブバッタが見られました!成虫は8~11月に見られます。
幼虫期に高温下で育つと、淡褐色になる傾向があるそうですよ~
ちなみに、おんぶをしているほうがメス、上に乗っているのがオスなんです! メスのほうが大きいんですね!!
田んぼ脇のクモの巣に、大きなナガコガネグモのがいました!この子は黄色く大きいので女の子です!男の子は女の子よりかなり小さく、茶色一色なんです!
この写真では、シオカラトンボをぐるぐる巻きにしていますね♪これが今日の夕ご飯なんでしょうかね!
コガネグモは、秋までしかみられないので、お越しの際はクモの巣に注意してみていってくださいね♪
日当たりのいい草原にポチッと赤…、ナナホシテントウムシを見つけました!
よく見てみるとハートマークが3つあるように見えませんか?♡ なんだかメルヘンチックで可愛いですね!
ほかにも変わった柄のテントウムシが見つかるかもしれません、ぜひ皆さんも目を凝らして探してみてくださいね!
食育体験教室で使っている西久保の田んぼの稲穂は頭を下げ始めてきました!まだまだ緑色ですが、これから茶色く深くお辞儀をしていくのが楽しみです!
来週の体験教室ではまたはじけるようにパンパンに実っているでしょうか…?
台風にも負けず10月には無事収穫できるといいですね!!!
さて、おしまいにお知らせです。
9月13日(日)には、私たちガイド見習いが実施する特別ガイドウォークを
実施する予定です!
精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!
日時:9月13日(日)13:00~14:00
定員:10名(先着)
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料
(このちゃん・わかみー・なな・さとみん)