冬かと思ったら・・・

皆さんこんにちは!
ここ数週間のみどり森は急激に冷え込み雪やあられが降ったり、
はたまた春のように暖かくなったりと、冬なのか春なのか…
どっちつかずな気候が続いています。
ちなみに今日は晴れていますが、とても風が強いです!
案内所にいても木々が揺れる音、枝が落ちる音が聞こえてきます。

さて、そんな様子のみどり森ですが暖かな日差しに誘われて春の動植物たちが
続々と顔を見せ始めました。

案内所スロープではピンク色の花を開かせる「ウグイスカグラ」が開花していました。今日確認ができたのは1つだけでしたがつぼみも大分膨らんできているのでこの後徐々に花を開かせていきそうです。

大谷戸湿地に入った先の足元では「オオイヌノフグリ」が開花しています。
大谷戸の入り口周辺は日当たりの良いスポットとなるのでこれからの時期、
オオイヌノフグリ以外にもスミレの仲間やホトケノザ、ミチタネツケバナ等の
春の花も開花してきそうです。

トンボの湿地へ近づいてくると水辺から「キャラララ…キャラララ…」と
鳴き声が聞こえてきます。
知る人ぞ知る早春の風物詩「アカガエルの鳴き声と産卵」です。
例年より2~3週間ほど早い(早すぎるくらい)ですが、
鳴き声、アカガエルの姿、卵塊、全て確認することができました。

きっと先日の雨で産卵が始まったのかと思われます。
アカガエルの鳴き声を聞くことができる期間としては数日から1週間ほど、
時期を逃してしまうと来年まで聞けないということもありますので、
聞いてみたい!見てみたい!という方は早めに!

まだまだ寒い日もありますが、続々と春を待つ動植物が動き始めていますので
暖かい服装で遊びに来てみてくださいね。
それでは、皆さんのお越しお待ちしております!

あっきー