食育田んぼ:今日は収穫祭だ!

10月はじめの稲刈りまで予定どおりに進んできた食育体験教室「田んぼでお米を作ろう」でしたが、台風の雨と晴天率の低さで、最終回予定日(10/27)までに刈った稲が乾かず脱穀精米できないという状況に陥りました。1週間延期して迎えた最終回(7回目)の様子をお伝えします!

最終回は、みんなで脱穀・精米の体験。
脱穀にはふた昔くらい前まで現役だった人力の【足踏み式脱穀機】と電動の【動力式脱穀機】を使いました。動力式は今も現役。これで米とワラに分かれます。
脱穀済みのワラも大事な資源(しめ縄を作ったり、泥除けに地面に敷いたり…)だから、しばって保管するのですよ。

臼やガラス瓶を使った籾摺り(もみすり)にも挑戦しました。ガラス瓶にもみ付きの米を入れて棒でつきます。子どもたちに大人気でした。もみ殻を外すのも、人力ではなかなか大変なのが実感できたでしょう? 扇風でワラくずなどと選別できる昔ながらの道具唐箕(とうみ)も登場しました。

お昼になりました!お待ちかねの新米が炊き上がり、みんなで実食!!
口々に「おいしい!」の声が聞かれ、コシヒカリと彩のきずな2品種の味の違いも楽しめました。
おいしいおかずの差し入れもたくさんそろって、ありがとうございました。
そうそう、楽しみにしていたイナゴの佃煮もおいしかったよね。

最後は半年間の米作りのふりかえりをし、みなさんに新米をお配りしました。
おうちでもぜひ新米を味わって、これまでの田んぼでの体験を思い出してくださいね。
また来年も皆さんのご参加をお待ちしています!
(きんちゃん)