食育田んぼ番外編:夏日の草取り(続)

日差しの強い真夏日となった今日、食育体験教室「田んぼでお米を作ろう!」の追加草取りを行いました。集まったのは4組のご家族、とても頼もしいです。

はじめに、1週間前の草取り時にはまだ見られなかった稲の穂が出たので、観察しました。

稲の穂は、茎の根元から次々に新しい茎や葉を伸ばす「分けつ」が 進むと茎の中に形成され始めます。写真は穂の全体が姿を見せた状態です。
この部分がお米になります。

穂が姿を見せると稲の「花」が咲き始めます。
稲の花は日中の日差しが強い時間に花を開きます。じつは花がしっかり開いた状態で見られるのはほんの2時間程なんです。

稲の花の観察が終わったら早速、
草取りです。今日は1週間前の作業で終わらなかった場所を抜いていきます。

子どもたちから「田んぼのゾンビ」なんて呼ばれる雑草「コナギ」は、前回取り残していた所ではより大きくなり、草取りで根を残してしまった場所は小さなコナギ赤ちゃんが復活していました。

夏の日差しが照り付ける中、
せっせと草を抜いていきます。
よりたくさんの美味しいお米が食べられるよう、稲を折らないよう、抜き残しが無いよう、丁寧に抜いていきました。

草取りが終わったらみんなのお楽しみタイム。今年もここ数日雨が降らず、水不足&栄養不足が予想されるので「雨乞い」を行いました。

入間市の雨乞いの方法は「御岳山の水」を使い行われていました。今回は御岳山から持ってきた水を希釈して田んぼに撒きました。

ついでにクールダウンを含め水鉄砲合戦のスタート!全身ずぶ濡れになりながら掛け合います。
少しは涼しくなったかな?

今日の作業は全員参加型ではなく来られる人が集まって行われましたが、
暑い中、大変よく頑張りました!
集まってくださったご家族の皆さま、ありがとうございました。
今回参加できなかったご家族の皆さまもぜひ今の田んぼの様子を
見に来てみてくださいね。

次回は5回目「案山子作り」です!
かかしコンテストも開催しますので、ぜひお家でどんな案山子に
するか構想をねってみてくださいね。
9月に皆さんと会えることを楽しみにしています!

あっきー