下草刈りと野草茶作り

最近のみどり森は、湿度も低く風が吹けば
過ごしやすい日が続いています。
そんなみどり森で今日は里山体験教室『下草刈りと野草茶作り』の日でした。

まずはじめに、雑木林について話をしました。


下草刈りは、雑木林広場近くのアズマネザサが
伸びているエリアの草を刈りに行きます。

このエリアは前日、東京ガスのCSR活動や、アメリカの
ウィラメット大学の学生さんの里山の管理体験等で刈り進めていた
エリアで、本日はこの続きをノコギリで刈り進めます。
刈るときに注意することを聞いてから、下草刈り開始です。

途中、クヌギの木の日当たりを妨げているゴンズイを切ったり。
木にからまっているキヅタを切りました。

各自、黙々と作業を進め、反対側の道まで刈り広げる事が出来ました!!
お疲れさまでした。

下草刈りが終わったあとは、野草茶の材料になる
アズマネザサをみんなで集めます。

その後、集めたアズマネザサを洗い、水気を取ったら
はさみで細かく切ります。

切ったササを鍋で炒っていきます。
香ばしいにおいがしたら火を止め、今度は、お湯を入れて煮だします。

煮だしている間に、スタッフが干していた「カキドオシ茶」と「ヨモギ茶」を
試し飲みしてみました。
それぞれ、独特の香りと味があり、子ども達には人気がありません…

そうこうしているうちに、煮だした「アズマネザサ茶」がいい具合にできました。
香りはほうじ茶に近く、味わいは甘く、なかなかおいしいです♪
子ども達もおいしい!と言って飲んでいました。

いつも刈りっぱなしにしているアズマネザサに
このような味が隠されていたとは驚きです。

今日はさわやかな森の中、下草刈りで汗を流し、
刈った野草でお茶を楽しむ事が出来ました。

次回の里山体験教室は
12月17日(日)「落ち葉掃きと焼き芋作り」の予定です。
里山の生活の一部を体験しにいらしてみてはいかがでしょうか?

あおの