泥サービス?「かいぼり」したよ!


9月9日、里山体験教室 特別編 「池のかいぼりをしよう!」が行われました。
場所は西久保湿地のため池です。

かいぼりとは、ため池の「水をためる」機能を維持するために、たまった泥を取り除く作業のこと。
田んぼに入れる水を溜めておく大切なため池のかいぼりは、里山では恒例の管理作業でした。



まずは、網を片手に、池へ入るぞ~!!
みんなで池の中の生き物すくい大作戦です!
にごった水では、池の底が見えません…。泥に足をとられながら進みます。

  
こちらのお父さん、始めの数歩で長靴が水没!
親子で網をのぞきこみ、泥のなかに何かいないか探します。
「エビだ!」(アメリカザリガニです。)「うなぎだ!!」(ドジョウです。)と、見つけた子どもたちからは歓声が!
 

 
見つかった生き物は、ボランティアの方々が洗って種類ごとに分けてくださいました。
成果は後ほど。



また、みんなが生き物すくいに夢中になっている間に、ボランティアの方々が、
池に生えているイグサなどの根を切っておいてくださいました。

では、いよいよかいぼり作業です。
まずは、草の根っこごと、泥のかたまりを外に運びます。みんなで列を作って、泥リレーが始まりました。
ある程度運べたら、今度は泥をバケツにすくって、バケツリレーします。
 
 
泥のバケツは重いです。
先頭のスタッフがどんどん泥を入れるので、子どもからは、「そんなにサービスしないで~!」と遠慮の声が(笑)

  

こうして全員、みるみる泥だらけになっていきました。顔も泥パック状態。
列の最後の人がバケツの泥を投げ捨て、泥の山ができた頃には、
池のほうでは泥を取り除いたところが低くなり、池の水が流れ込んでいました。

このため池のかいぼりも、今年で5回目です。はじめた当初は狭くなっていた水面も、池に生える草の根を抜き、泥をかき出す作業によって、
毎年少しずつ水面が広がり、水を蓄える量が増えてきました。今年の作業の成果も出ていましたよ。
大変な作業、お疲れさまでした。

さて、生き物の成果はどうなったでしょうか。

   

水槽には、ドジョウやタニシ、シオカラトンボのヤゴ、ハイイロゲンゴロウが元気に泳いでいました。
また、例年以上にアメリカザリガニがたくさん捕れましたね。
みんなの注目を集めたのが、ハリガネムシ。
ふしぎな寄生生活とどちらが頭か分からない針金のような姿に魅了?されたようです。

田んぼに欠かせないため池は、いろいろな生き物がはぐくまれる場所でもあるのですね。
本日参加してくださったみなさん、お手伝い下さった緑の森俱楽部のみなさん、
みどり森ボランティア会のみなさんも、本当にありがとうございました。

さかもと