秋が近づいてきました

9月に入り、まだ暑い日もありますが、朝晩の風が涼しくなったように感じます。
そんなみどり森では、まだミンミンゼミ、ツクツクボウシがまだ元気に鳴いています。

でも少しずつ秋の気配が見られてきました。
写真だと分かりにくいですが近づいていくと・・・。

大谷戸湿地の周りでは、秋の花のツリフネソウが咲いています。

今年は道から少し離れたところにツリフネソウが咲いていますが、
写真撮影や観察の際は、園路からは外れないようお願いします。

他には、まだ青いドングリが道にたくさん落ちているのを近頃
良く見かけます。しかも、葉っぱ付きです。

よく見てみると、枝はきれいに切り取られたようになっていて
ドングリの帽子(殻斗)には、小さな穴が開いています・・・。


これは「ハイイロチョッキリ」という虫 のしわざです。
チョッキリのお母さんがドングリに卵を産んでから、枝を切り取り、
ドングリを地面に落としているのです。
ドングリを持って帰ると・・・。
中からイモムシが出てきてしまいます。みなさんもそんな経験は
ありませんか?
今年は、見かけたら、チョッキリさんのために、持ち帰らずに
森に置いておいて下さいね。

これから少しずつ秋が深まっていく、みどり森です。
みなさん遊びにいらしてくださいね。

(つっぴー)