梅雨らしいお天気が続きますね。
今日は西久保田んぼで草取りが行われました。
午前中は曇りだったのに、午後はちょっぴり雨に降られながらの作業となりました。
田植えから数えて35日目の田んぼには・・・・
生えていますよ、雑草が!!
そしてもうひとつ、気になるもの、それは・・・
イネミズゾウムシという稲を食べて増える害虫。
草取りの前に、田んぼに入って探してみました。
ほんとうに小さなゾウムシなので、見落としがちですが、
葉っぱに喰い跡があって、よ~く葉の間をのぞきこむと、
かくれていましたね。
増えすぎないといいけれど。
害虫・益虫のお話を聞いた後、いざ、本格的に草とりが始まりました。
草とりの最新兵器!? 『田車(たぐるま)』の登場です。
稲の畝間(うねま)を田車がとおると、たくさんの草が浮いてきます。
手作業の人は、浮いた草や、田車が通れない株間(かぶま)の草を取りました。
ずっと中腰で、なかなかに疲れる作業です。
4枚の田んぼにひと通り田車と手作業が入って、
午後2時、作業は終了しました。ふ~~~。
さて、
今日は作業の合間に、ゲストティーチャーの登場もありました。
みんなで作業している田んぼよりも上流側の田んぼで
古代米の実験栽培をしている菊地さんと那須さんです。
菊地さんは、弥生時代、どうやってお米を育てていたかを実証することを、
那須さんは、稲作が始まったころ、どんな田んぼの雑草があったのかを、
研究しているそうです。
同じ西久保の田んぼでも、菊地さんたちの田んぼには、とてもいろいろな種類の雑草が生えていました。
私たちの田んぼはコナギばかりで、ずいぶん様子がちがいました。
西久保の田んぼでは、殺虫剤も除草剤も使わないので、
全国の田んぼから姿を消しつつある貴重な種類もふくめ、
さまざまな雑草が、とても元気に生えているんですね。
では、次回8月は、またまた、草取りです。
あ、そうそう、畦に植えた大豆も大きくなっていましたから、
次回、枝豆が食べられるといいですね!
お楽しみに!
以下、本日いちばん楽しそうな写真をご覧ください。
(ザリガニが入ったバケツを楽しそうに覗くこどもたち)