今年も食育体験教室「田んぼでお米を作ろう！」がはじまりました。
今日はその第１回目。みどり森の展示室には続々と参加者が集まり、
初顔合わせとなりました。
これから１０月の収穫まで、毎月いっしょに田んぼで作業するみなさんです。
どうぞよろしくお願いします！！
歩いて西久保湿地の田んぼに移動すると、そこには雑木林や茶畑に囲まれて
乾いた田んぼと水たまりのある湿った田んぼかありました。
全部で４枚の田んぼを使って、みなさんとお米作りをしていきます。
思ったよりも広い田んぼでしたか？
そして、どんなお米ができるのでしょう？
そこで・・・
お昼には去年この田んぼで収穫したお米でごはんを炊きました！
コシヒカリのごはん。お味はいかがでしたか？
午後、いよいよ、みなさんが田んぼに立ちました！
はじめて田んぼに足をいれた人もいたのでは？
乾いた田んぼはカラカラで、かたい土。トントンはねても沈みません。
湿った田んぼはぐずぐずどろどろ。さっそく足がはまって
動けなくなる人があちらでもこちらでも・・・。
でも、あるくコツをつかめば、大丈夫。
泥の感触も楽しみながら作業しました。
田起こしは、鍬（くわ）をつかって土の表面をひっくり返して、
土に空気を入れる作業です。
これには土の中の微生物の働きを活発にさせる効果があるんですって。
土を起こす前に、落ち葉で作った堆肥を田んぼにまんべんなくまく
という作業もしましたね。
これもおいしいお米が育つための作業でした。
作業中、生きものを見つけてくれたこどもたちもたくさんいましたね。
「これ、何ですか？？」「わぁ、カエルの卵だ～。」
「あの、エビがいます！！」「え、エビ？・・・ザリガニだぁ！」
畦ぬりの泥といっしょに、畔に塗り込められた、ドジョウも見つかりました。
「命拾いしました。」
太陽の陽射しが強くてちょっと汗ばむほどでしたが、
田んぼを吹き抜ける風は心地よく、日陰は涼しかったですね。
この空間で体いっぱい、田んぼを体感して楽しんで頂けたらなぁと思います。
次回６月１日は田植えです。
今日以上に泥んこになりますよ。お楽しみに。
（きんちゃん）