今日は12月23日、街中はクリスマスモードですが、
緑森はすでにお正月の雰囲気!
今年も、里山文化講座「お正月準備・しめ縄を作ろう」を実施しました。
まずはきんちゃんからお正月のお話です。
年賀状、大掃除、お餅つき…、お正月準備にも色々ありますね。
「狭山丘陵では幣束を飾る習慣がありましたが、みなさん知ってますか?」
そして、いよいよしめ縄づくりです。
まずはしめ縄を作るための藁を選びます。
この藁は、西久保湿地の田んぼで育った稲藁です。
30本ほど選んだら、木槌代わりの枝で藁を叩きます。
繊維を叩いて柔らかくして、縄を綯(な)いやすくするためです。
そしてついに!藁でしめ縄を綯っていきます。
今回はお正月用のしめ飾りなので「左綯い」。
いつも作業などで使う縄は「右綯い」。
綯う方向にも意味があるんですね。
説明をしっかり聞いてから、それぞれで作業開始です。
ぐいっ、ぐいっ、と力を込めて、
よいお正月を迎えられるように、思いを込めて・・・
縄ができたら、飛び出ている部分を切りそろえます。
みんな真剣にお正月準備です。
そして、ユズリハや松などの「おめでたい」植物を飾りつけます。
そして、無事に完成!
里山の恵みを利用して、手づくりのお正月の準備、
皆さんそれぞれに個性的なしめ縄ができました!
お家に飾る時にはぜひ、「いい年になるように」と願いを込めて飾ってくださいね。
それでは皆さん、よいお年をお迎えください!
(くまがい)